人が笑顔になる言葉を選ぶ
昨日、下の娘にこんなことを言われました。
お昼ごはんの準備をしていて、ご飯とふりかけをテーブルに用意した段階で、
ちょこちょこっとテーブルまで来て、両方の手を両頬にあてて
「わぁ、なんか今日のお昼ごはん、とってもおいしそうな予感がする♡」
と言ったのです。
私は目が点になってしまいました(;・∀・)
だって、まだご飯とふりかけしか出ていないんです…それで何を想像したのだろう…と。
でも、顔を見ると満面の笑みなので、こちらも笑顔になってしまいました。
あぁ、本当にこの子は人を笑顔にする天才だな~と思って、我が子ながらこの才能をつぶさないようにしなくては…と感じたのでした。
人が笑顔になる言葉というのは、意識してもなかなか出てくるものではないかもしれません。
きっと、持って生まれた性格も大いに関係していると思います。
でも、言葉を発するときに、こっちの言葉の方が楽しいかな?と思える方を選んだらいいんですよね。
上の子は、下の子とは対照的で、暗くてマイナス思考なんですが、先日、猫背であることを注意しようと思って、「なんて言ったらいいかな?」と咄嗟に考えました。
「背中が曲がっているからさ、春日を見習ってみたら?」と言ったのです。
すると、不機嫌な顔で、
「は?なんで春日なの?」
と言ってきました。そこで、
「春日っていつも胸張ってるじゃん?だから私は春日!って思いながら生活してみたら?」
と返したのです。
そうしたら、怒るかな~と思ったのですが、意外にも
「春日そんなに好きじゃないけどね」
と言って笑ったのでした。
難しい年ごろの女の子なので、私が口うるさく「背筋伸ばしなさい!」と言ったらきっと反発するでしょう。
そこで、どうやって言ったら笑顔になってくれるか、私の言葉に聞く耳を持ってくれるか、考えて、選んで言葉を発することが大事だとわかりました。
ほんと、子どもに教えられることがたくさんあります。